ペトロパブロフスクカムチャツキーは、カムチャツカ地方の主都。人口約20万人の近代都市で、成田との直行便もあり、カムチャツカ半島の観光拠点になっている。ここには、「火山の博物館」と異名をとるほどに 、多彩な噴火様式の火山や地形が存在しているだけでなく、景観美や生物多様性も十分に保持されていることから、6つの自然公園・自然保護区が世界自然遺産『カムチャツカ火山群』として登録されている。登録地の中で日本人観光客が多く訪れる場所は、ペトロパブロフスクカムチャツキーの近郊にある「ナルィチェヴォ自然公園」 であろう。