2007年９月、11日間かけて、ベネズエラの『カナイマ国立公園』、エクアドルの『キトの市街』と『ガラパゴス諸島』の、３つの世界遺産を訪れましたので、その撮影記録をご紹介します。３カ所とも赤道近くに位置するのに、意外に涼しかったのを覚えています。

◆カナイマ国立公園◆

ベネズエラ南部のギアナ高地は深い密林に包まれた秘境であり、その手つかずの大自然が世界自然遺産『カナイマ国立公園』に登録されている。ギアナ高地の観光拠点はカナイマという小さな村。カラカスから空路プエルトオルダス経由で２時間半ほどの、オリノコ川上流のカラオ川沿いに位置する。ここからセスナ機やボートに乗って、「アンヘルの滝」（発見者の名に因んで「エンジェルフォール」とも呼ばれる）を目指す。